エジプト・イスラエル

対IS、呉越同舟 シナイ半島でテロ掃討 米紙報道

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 【ワシントン会川晴之】米紙ニューヨーク・タイムズは4日、イスラエルが2年前からエジプト東部のシナイ半島北部で、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討戦を続けていると報じた。すでにイスラエル軍機や無人機(ドローン)による空爆が100回以上実施され、テロリスト数百人を殺害したという。

 同紙によると、隠密作戦のため、イスラエル軍機は無印の機体を使用、エジプト領内から週1回程度のペースで出撃している。

 エジプトとイスラエルは4度交戦した歴史がある。1979年にカーター米政権の仲介で平和条約に調印したものの、その後もパレスチナ問題などで対立してきた。その両国が、軍事面でも協調を始めたとすると、テロ組織やイランという「共通の脅威」への対処をバネに、中東の勢力地図に新たな変化が起き始めている象徴例と言えそうだ。

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