メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

経済観測

シェール革命とトランプ=国際公共政策研究センター理事長・田中直毅

 トランプ米大統領の登場で、米国政治の可視性は大幅に損なわれた。各省の主要ポストには空きが多く、孤立主義や保護主義、また国際的な制度設計思想を欠く2国間交渉主義が横行する。では、米国経済の安定性はどう説明するのか。

 ジョージ・W・ブッシュ政権では、原油輸入依存度が高まり、エタノール生産のためのトウモロコシ栽培農地が拡大した。しかし、その持続性は疑問で、ブッシュ大統領もブラジルのサンパウロこそが世界市場、と一歩譲った。

 オバマ政権の下ではシェール革命が進んだ。2014年後半に中国経済の減速が明らかになると、14カ国からなる石油輸出国機構(OPEC)はサウジアラビアの主導のもと、むしろ増産に転じた。原油価格の40ドル割れは、シェールオイルに打撃を与えるはずで、OPECの主導権再確立のためだった。

この記事は有料記事です。

残り348文字(全文698文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 国内の感染者、4万人超える 東京で新たに258人 大都市中心に拡大続く

  2. ORICON NEWS 香取慎吾「こんなにテレビ出れないか」独立から3年のホンネ 草なぎの大河出演にガッツポーズ

  3. “アベノマスク”大きくなった? 記者の質問に首相は…

  4. 時の在りか 「もう菅政権になっている」=伊藤智永

  5. 療養ホテル確保数「ゼロ」の沖縄に不快感 菅氏「何回となく促した」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです