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たしなみの文化考

文化人、識者らの趣味・嗜好(しこう)を紹介しながら本業との相関や豊かな生き方を探ります。

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/9 興福寺執事・辻明俊さんのサーフィン 自然の恵みに心遊ばせ

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海から上がれば、日々さまざまな企画や広報活動にあたっている興福寺執事の辻明俊さん=奈良市で2018年1月24日、平川義之撮影
海から上がれば、日々さまざまな企画や広報活動にあたっている興福寺執事の辻明俊さん=奈良市で2018年1月24日、平川義之撮影

 <くらしナビ・カルチャー>

時間見つけて各地の海へ 仕事や生き方、波に重ね

 奈良市の名刹(めいさつ)、興福寺で執事を務める僧侶の辻明俊さん(40)は、時間を見つけてはサーフボードを抱えて海に向かう。「自分の力ではどうにもできないところが魅力。いい波が来ると思っても、行ってみたら波が小さすぎたり、逆に大きすぎたりすることもある。自然の恩恵のもとに遊ばせてもらっている」。季節を問わず、波を追いかける。

 自らの体格に合わせて、近所のサーフショップで削ってもらったというオレンジ色のボード。購入から間もない時にスリランカの海で波に巻かれ、その際についたという先端の傷痕をいとおしそうになでた。「長く使うと傷は増えるけど、道具は大事です」

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