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京大

10年の化学、出題ミスか 予備校講師が指摘

 京都大の2010年の一般入試の化学について、駿台予備校の化学科講師、石川正明さん(68)が5日、「解答が選択肢から選べない」と毎日新聞など報道機関に指摘した。京大は「当時の関係者に聞き取りをして、検証すべきかどうかを判断したい」としているが、解答用紙などを保存しておらず、合否判定のやり直しはしない方針。

 石川さんが不備を指摘したのは、水溶液の性質を曲線で表した四つのグラフから一つを選び、その理由を記述させる問題。条件が十分に示されず、正解のグラフを選ぶことができないという。

 石川さんによると、駿台が10年春に出版した入試問題集では既に出題ミスを指摘。これまで京大に連絡はしていなかったが、昨年の物理の入試問題での出題ミスが今年になって明らかになったことを受け、5日に報道機関に情報提供した。【野口由紀】

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