リサイタル
厳しくも優しい「楽聖」に挑戦 ピアノ・伊藤恵
毎日新聞
2018/2/7 大阪夕刊
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シューマンとシューベルトに定評のあるピアニストの伊藤恵が4月12日、京都府立府民ホール・アルティ(京都市上京区)で開くリサイタルで、ベートーベンに挑む。「何十年もシューマンとシューベルトに情熱を注いできた。私はベートーベンの巨大な音楽を前にするといつも後ずさりしていたが、今回はこの2人が助けてくれるように思える」と話す。
1983年、最難関といわれるミュンヘン国際音楽コンクールで日本人として初優勝し、演奏活動を始めた。87年から約20年がかりでシューマンのソロ・ピアノ作品全曲録音を完成させ、シューマンとシューベルトのリサイタルにそれぞれ8年連続で取り組むなど息の長い活動を続けてきた。
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