- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷
ドミニク・レギュイエ(Dominique Leguillier)さん(65)
フィリピンやカンボジアなど途上国や被災地を飛び回り、家をなくした子や学校にいけない子のためにシェルターや教育を提供してきた。1997年に東京で設立したNGO(現NPO法人)「国境なき子どもたち」(KnK)の事務局長として活動をけん引。設立20年を機に一線から退き次世代にバトンを渡したが、子どもに寄り添い続ける姿勢に変わりはない。
32歳で国際医療支援団体「国境なき医師団」の職員として、紛争や干ばつによる飢餓に苦しむエチオピアで財務や人事担当を務めた。10代の子どもが乳幼児に比べて援護の緊急性が低いとみなされたり、「自己責任」を押しつけられたりして支援の網からこぼれ落ちやすいことを知り、友人らとKnKを創設した。
この記事は有料記事です。
残り345文字(全文693文字)