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飯塚事件再審棄却

弁護士「死刑執行 目を曇らせた」

再審請求が退けられ、報道陣の取材に応じる共同代表の徳田靖之弁護士(右)、岩田務弁護士(中央)ら=福岡市中央区で2018年2月6日午後1時12分、森園道子撮影

 福岡県飯塚市で1992年、女児2人(いずれも当時7歳)が殺害された「飯塚事件」で殺人罪などに問われ、2008年に死刑が執行された久間三千年・元死刑囚(執行時70歳)の再審請求即時抗告審で、福岡高裁(岡田信裁判長)は6日、請求を棄却した福岡地裁決定(14年3月)を支持し、弁護側の即時抗告を棄却した。

 「命に代えても久間さんの無実の罪を晴らすために全力を尽くす」。福岡市内で記者会見した弁護団の徳田靖之弁護士(73)はこう述べて声を震わせた。

 徳田弁護士は「再審開始になれば、死刑制度の根幹を揺るがしかねない。久間さんの無実の罪を晴らすだけの論証をしたが、死刑執行されている事実の重みが裁判所の目を曇らせた」と批判。岩田務弁護士(72)は「DNA型鑑定の試料が残っていないため再鑑定ができないなど、科学ともいえない鑑定結果を認める裁判所の姿勢は問題だ」と訴えた。

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