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大雪

発達した雪雲の列 福井付近で次々ぶつかる

北陸に大雪をもたらした大気の状況(イメージ)

 福井県で記録的な大雪になったのは、日本海上に発達した雪雲の列ができて、次々と福井県付近にぶつかったためだ。1月中旬以降、偏西風が日本付近で大きく南に蛇行し、シベリアから数年に1度のレベルの寒気が1月下旬以降、断続的に流れ込んでいることも背景にあるとみられる。

 雲の列は「日本海寒帯気団収束帯」と呼ばれる前線のような場所で生まれた。大陸から吹く北西の季節風が朝鮮半島北部の「長白山脈」でいったん分かれた後、日本海上で合流して収束帯が発生。ここで発達した帯状の雲が作られ、福井県付近に流れ込む形になった。

 季節風が合流する際、上空の寒気が強いほど雪雲は成長する。西日本の上空1500メートル付近では、平年より約10度も低い氷点下12度前後の強烈な寒気が流れこんでおり、雪雲の発達を強めた。

 東太平洋赤道付近の海面水温が平年より低くなる「ラニーニャ現象」も、一般的に厳冬をもたらすとされる。気象庁は現在、6年ぶりに発生しているとみており、寒波との関係を調べている。【池田知広】

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