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MRJ

「早期に対策めどつける」三菱重工社長

MRJ=愛知県豊山町の県営名古屋空港で2016年9月、木葉健二撮影

 三菱重工業の宮永俊一社長は6日の決算記者会見で、開発コストがかさんでいる国産初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」について、「試験飛行機の製造を追加で始めるなど、1年で着実な進歩があった」と成果を強調した。「会社全体が(MRJなど)大きな問題に取り組む戦闘状態にある。早期に対策のめどをつける」とも述べた。

 同社のトップは最近は4、5年で交代しており、就任6年目を迎える宮永社長の去就も注目されていた。宮永社長は「戦闘状態の中でリーダーが急に代わるのはどうか。成長のめどがついたら早い段階で若返りを図りたい」と述べた。

 同日発表した2017年4~12月期連結決算は、売上高は前年同期比5.8%増の2兆8514億円、本業のもうけを示す営業利益は同16.9%増の800億円だった。

 一方、三菱重工業は同日までに、約10%を保有する三菱自動車株の大半を売却する方針を固めた。経営合理化を進め、経営資源をMRJなど注力部門に振り向けるとみられる。売却先は主に三菱商事になるとみられ、三菱グループで2割強を保有する体制は維持する方針。

 記者会見で問われた宮永社長は「三菱グループとして今後の三菱自動車の戦略上、最も良い形はどうあるべきかという内部での検討は進めている」と語るにとどめた。【古屋敷尚子、和田憲二】

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