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第103回全国高校野球選手権

第103回全国高校野球選手権大会(8月10~29日)の特集サイトです。

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智弁和歌山 食生活でも意識改革 選手や保護者に栄養セミナー 専門家招き、体づくりサポート /和歌山

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セミナー終了後にプロテインを試飲する智弁和歌山の選手たち=和歌山市冬野の同校で、木原真希撮影 拡大
セミナー終了後にプロテインを試飲する智弁和歌山の選手たち=和歌山市冬野の同校で、木原真希撮影

 <第90回記念選抜高校野球>

 第90回記念選抜高校野球大会に出場する智弁和歌山は、チームとして初めて選手や保護者向けの栄養セミナーを開いている。食生活の大切さを伝え、ハードな練習をこなす選手たちが最良のパフォーマンスを発揮できるよう栄養面から支える。【木原真希】

 「トレーニングだけでなく栄養と休養が大切。食事が皆さんの体のもとです」

 同校教室で1月29日、選手や保護者計約30人が食品メーカー・明治の管理栄養士、結城宏香さん(24)の話に耳を傾けた。「チーム強化には個々の選手の食への意識も大切」(古宮克人部長)と考え、企画した。

 昨年12月から計3回(各回1時間)、結城さんを講師に招き、全選手と希望する保護者が参加。茶わん大盛りのご飯をたいらげる光景は体力勝負の運動部でみられるが、結城さんは「胃が大きくなるだけで栄養が偏る」とし、五大栄養素(炭水化物、脂質、たんぱく質、ミネラル、ビタミン)がそろった食事の大切さを説いた。

 1月29日は、選手たちが書き出した実際のメニューを基にやり取りがあった。ある選手は朝食がパンとリンゴジュースだけで、結城さんから「体づくりにつながるので、何かプラスしてほしい」とアドバイスを受けた。

 「朝食に多くの品数を準備するのは大変」という母親の声も多く、食パンにハム、チーズを挟むホットサンドなど手軽なメニューが紹介された。林晃汰選手(2年)の母恵美さん(46)は「朝はワンパターンのメニューになりがちなので意識したい」と話した。講演後には栄養補助食品としてプロテインの試飲もあった。

 アパートに一人暮らしする選手たちはとりわけ食生活に気を配る必要があり、結城さんはチーズやフルーツ、ヨーグルトを冷蔵庫に常備しておくよう提案。一人暮らしの神先(かんざき)恵都選手(2年)は、朝食でソーセージを焼いたり、野菜ジュースを飲んだりするよう改めたといい、「朝はなるべく自炊して栄養バランスを考えるようになった」と話していた。

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