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陸自ヘリ墜落

主回転翼部品を民家で発見

陸自ヘリの墜落現場を調べる自衛隊員ら=佐賀県神埼市で2018年2月6日午前10時26分、本社ヘリから上入来尚撮影

 佐賀県神埼(かんざき)市の民家に陸上自衛隊のAH64D戦闘ヘリコプターが墜落した事故で、陸自は7日、主回転翼の4本の羽根と回転軸をつなぐ「メインローターヘッド」を民家で発見したことを明らかにした。羽根も3本発見されたが、このうち1本は民家から約500メートル離れた用水路で見つかり、ヘッド部分が破損して羽根が外れたことが墜落の原因になった可能性もあるとみて、陸自や県警が現場検証を進めている。

     陸自によると、メインローターヘッドは6日に墜落現場の民家で発見された。「マスト」と呼ばれる回転軸に固定された状態だったという。一方、「ブレード」と呼ばれる4本の羽根(1本の長さは約7メートル)のうち、2本は同じ民家の敷地内で見つかったが、1本は南東に約500メートル離れた用水路に落ちていた。羽根の根元にはヘッドの一部がついたままだった。

     墜落したヘリは事故前日の4日まで部隊で定期整備を受けており、1月19~25日にはヘッドの交換もしていた。ヘッドは十字形をしており、四つの先端に羽根を差し込んで、ボルトで固定する構造になっている。

     ヘリの墜落時に「『パン』と音を立て、空中で分解されるように羽根が落ちた」という目撃証言があり、ヘッドと羽根の接続部周辺に不具合が生じていた可能性がある。

     ヘリの操縦経験がある自衛官は「飛行中に羽根が1本でも外れれば、揚力やバランスが失われ、墜落する可能性が高い」と話す。

     小野寺五典防衛相は7日の衆院予算委員会で「必要に応じて学識経験者から意見聴取をしたり、メーカーから技術的な意見を聴いたりすることも大変重要だ。幅広い観点から事故原因を検討、分析したい」と述べた。【前谷宏、石井尚、山下俊輔】

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