メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

WEB CARTOP

家族がいるからスポーツカーは……でも楽しいMT車に乗りたい人にオススメのクルマ7選

情報提供:カートップ

単にMTというだけじゃなくMTであることが楽しいクルマ

 2010年代に入って、トヨタ86&スバルBRZに代表されるスポーツモデルが増えつつあることもあり、MT車は広い目で見れば希少なクルマであることに変わりはないものの、一時期ほどの絶滅状態は脱しつつある。

 しかし、オーナーのお父さんだけでなく家族も乗る一家に一台のファミリーカーを選ぶ際に、MT車を選ぶというのはいろいろな問題で難しいことも多いだろう。だが、なかには「スポーツ系以外のクルマなら、MTにしてもいいよ」という家族の理解を得られる若干の幸運に恵まれた境遇にあるMT好きもいるかもしれない。今回はそんな人に向けた“スポーツモデルでないオススメMT車”を挙げてみたい。

●マツダ・アテンザ/アクセラ2.2リッターディーゼル

 パワフルな動力性能、そして矛盾するようだが高い静粛性とエンジンの強い存在感を持つマツダの2.2リッターディーゼル。エンジンとの対話やフィーリングを、ATよりダイレクトに楽しみながら感じられるMTで乗るメリットは非常に大きい。

 またディーゼルエンジンはATだとシフトアップが遅めなので、街乗りやペースの遅い負荷の小さい走行パターンでは燃費を稼ぐのが難しい面があるのに対し、MTなら走行に支障がなければ早めのシフトアップを1-2-3という順番にするのではなく、1-3-5のように行う飛ばしシフトを使うこともできるように、失敗する可能性もあるにせよドライバーの裁量で燃費も稼げる。つまり「エコで楽しい」というクルマである。

 ちなみにアテンザのディーゼル+MTという仕様は、現行アテンザが登場した際の開発責任者だった梶山氏が「自分が乗りたい理想のアテンザはディーゼル+MTの組み合わせ」ということで、当初は月に5台! という想定で半ば強引に設定した仕様であった。だが、蓋を開けてみたら発売当初の受注でディーゼル+MTのアテンザは全体の13%、月5台の想定に対しなんと26年分! の1500台強を受注。「日本人のクルマ好き人口は決して少なくない。そういうクルマがあればそれなりに売れるのだから、日本人も捨てたものではない」と思わせるエピソードだ。

●マツダ・デミオ/CX-3

 マツダはスポーツモデル以外のMT車が豊富である。意地悪く逆説的に考えれば、マツダにはライトウエイト2シーターオープンのロードスターしかスポーツモデルがないともいえるが……。

 マツダのラインアップでは末っ子となるコンパクトカーのデミオとコンパクトSUVのCX-3にも、デミオには1.3リッターと1.5リッターのガソリン(1.5リッターの15MBはモータースポーツベース車なのでスポーツモデルとなるが)、1.5リッターディーゼル、CX-3にも1.5リッターディーゼルにMTが設定される。

 デミオの1.3リッターガソリン+MTはお世辞にも速くはないが、高回転まで回すとロードスターのようないい意味での共鳴音を伴った快音をダイレクトに楽しめる、デミオとCX-3の1.5リッターディーゼル+MTはアテンザやアクセラの2.2リッターディーゼル+MTのような迫力こそないものの、エンジンをATより数段ダイレクトに楽しみながら乗り方次第で燃費も伸ばせるという魅力は同じだ。

 筆者は前述のアテンザとアクセラの2.2リッターディーゼル+MTの楽しさに惚れ込んでいたものの、残念ながら予算やマイカーとして使う際のサイズが適正よりも大き過ぎたため買うことはできなかった。

 しかしデミオの1.5リッターディーゼル+MTが出た際には「価格も大きさも自分のものにできるマツダのディーゼル+MTが出た!」ということで、発売前に注文し、購入。

 楽しさはもちろん、燃費はリッター20kmを割ることなく(長距離であればリッター25km程度)、軽油の安さも加味すれば燃料コストは同クラスのハイブリッドと同等という安さ、クルマのクオリティの高さなど、オーナーだった1年間は大変素晴らしい時間であった。

●ホンダ・シビック1.5リッターターボ

 昨年、日本市場で販売されるカタログモデルとしては7年振りに復活したことで、話題を集めたシビックはタイプRを含む5ドアハッチバックがイギリスからの輸入車、4ドアセダンが日本製となり、5ドアには6速MTも設定される。

 5ドアのMTは個性的な輸入車を求めるクルマ好き(5ドアのシビックは日本ブランドの輸入車であるが)が欲しがりそうな仕様ということもあり、予想外の人気を集めている。

 走りも土台のシッカリしたシビックのシャシーに182馬力という適度なパワーということで、公道で常識的な範囲でも楽しめるものな上、CARトップ本誌3月号の筑波サーキットでのテストではトヨタ86の約1秒落ちとなる1分11秒台というラップタイムを記録している。その速さは純粋なスポーツモデルではないけどスポーツモデル並だ! 家族と妥協しながら乗れるMT車として貴重な存在だ。

●スバル・フォレスター2.0i-L

 MTのSUVは今や希少な存在となっているなか、フォレスターには2リッターNAのみとなるがMTが設定される。

 フォレスターのMTにはスバルの基幹技術の1つとなっているアイサイトが付かないという欠点もあるが、NAエンジンをダイレクトに楽しめる点やMTだからこそできるワザを使いながら、雪道や悪路を楽しみながら走れるのは大きな魅力だ。

 またフォレスターは今年中のフルモデルチェンジが有力視されているが、現在インプレッサですらMTが設定されないことを考えると、次期フォレスターもCVTのみとなることも十分考えられるので、「最後のMTフォレスター」として検討する価値は大きい。

●スズキ・アルトの標準モデル

 軽自動車は「クラッチペダルがないATを含む2ペダル車の運転が不安」という高齢者層への対応もあり、普通のモデルでも意外にMTが設定されている。その中でアルトの標準モデルのMT車はファミリー向けというより、ローコストな通勤や通学用といった足に、移動の道具という使用が主になると思う。がしかし、それでもごく普通のエンジンながら610kg! という超軽量なクルマを、MTでクルマと対話しながら走らせるというのは普通に乗っていてもテンションが上がる楽しい作業だ。なおスズキの軽自動車の標準モデルにはワゴンRとハスラーにもMTが設定されている。

 このように新車の普通のクルマのMTという、ある意味スポーツモデルのMT以上にマニアックなモデルも探してみれば見つかるものである。最近のMT車は楽しさに加え、クラッチは軽い上にミート(つなぎ)もやりやすいことがほとんどで、坂道発進の際にはブレーキを使って後退を抑えてくれる「ヒルホールド」などと呼ばれる機能が付いていることも多く、ちょっと練習すればブランクがあっても、運転しにくいというケースは少ない。

 さらにMT車は希少価値で処分するときの査定が有利になるケースも多く、金銭的なメリットもある(クルマを所有した期間で収支決算すると、エコカー減税が適応にならない、途中クラッチの交換があることもあるなど、必ず得とも言い切れないが)。それだけに車種の制限はあるともしても、もしMT車に乗れる環境があるなら一度勇気を出して試してみることを強くすすめたい。


情報提供:カートップ

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 平成最後のお年玉 年賀はがき当選番号が決定
  2. ORICON NEWS NGT48も松本人志も救う? “地獄見た”指原莉乃の神がかった対応力
  3. ORICON NEWS 安室奈美恵さん、引退決断した理由語る 7年前に声帯壊し「限界なのかな」と不安も
  4. ORICON NEWS 松本人志、HKT指原への「体を使って」発言を弁明 カットしなかったのは「鬼のようにスベったから」
  5. 世界経済・見て歩き 仏・フラン ルノー工場 ゴーン流、うんざり トイレは2回、過酷さに悲鳴

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです