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人生は夕方から楽しくなる

ベテラン記者が大人ならではの滋味ある話を求め、旬の人と語り合う大型インタビュー。人生が楽しくなるヒントをお届けします。金曜日更新。

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ジャズピアニスト・大江千里さん てっぺん狙うより、着地をきれいに

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ニューヨークの自宅の庭でシシトウやインゲンなどを育てている。「シシトウは豊作で食卓に毎日並んでいます」=東京都港区の音楽会社のスタジオで、中村藍撮影
ニューヨークの自宅の庭でシシトウやインゲンなどを育てている。「シシトウは豊作で食卓に毎日並んでいます」=東京都港区の音楽会社のスタジオで、中村藍撮影

 東京は朝から、ちらちらと雪が舞っていた。4年ぶりの大雪予想。「きょうは寒いですね」と声をかけると、ジャズピアニストとなったかつての人気シンガー・ソングライターは、スタジオの窓の外に目をやり「ニューヨークはもっと寒いですよ。氷点下10度なんていう日もざらですから」と笑った。

 米ニューヨークに暮らし始めて11年目。音楽大学でジャズを一から勉強したいと、愛犬「ぴーす」と“2人で”かの地を踏みしめたのも雪の日だった。

 中学生でミュージシャンへの登竜門「ヤマハポップミュージックコンテスト(ポプコン)」に出場。関西学院大在学中の1983年にデビューした。「十人十色」「格好悪いふられ方」など次々ヒットを飛ばし、俳優としてドラマや映画にも出演した。忙しくも充実した日々。だが「30代はすごく苦しかった」と語る。

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