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週刊テレビ評

坂元裕二脚本「anone」 フェイクをテコに家族、生き方問う=碓井広義

 広瀬すず主演「anone(あのね)」(日本テレビ系)が、回を重ねるごとに面白くなっている。

 主な登場人物は5人だ。アルバイトをしながら、ネットカフェで寝泊まりしている辻沢ハリカ(広瀬)。小さな印刷会社を経営していた夫と死別し、現在は法律事務所の事務員をしている林田亜乃音(田中裕子)。夫や息子のいる家を出て、アパートで1人暮らしをしている青羽るい子(小林聡美)。カレー屋をしていたが、医者からがんで余命半年と言われた持本舵(阿部サダヲ)。そして林田印刷所の元従業員で、今は弁当屋で働く中世古理市(瑛太)である。

 亜乃音と理市はともかく、5人は元々無関係だった。ある日、亜乃音が印刷工場の床下に隠された、大量の1…

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