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チンドン繁盛記

昭和外伝/2 大正末期に誕生 昭和に入り人気職業に /東京

 現在のチンドン屋という職業を「街頭で音楽を鳴らしながらの代理宣伝業」としてでなく、チンドン太鼓(鉦(かね)と和太鼓を合わせたもの)を使用するという点に限れば、その出現は大正の末期に求められる。大正・昭和のさまざまな風俗を集めた「カメラ社会相」(片岡昇著・1928年)という本に「立派な東西屋」と題して写真入りで紹介されているのは、前にチンドン太鼓、後ろにしょいビラを背負って1人で演芸場の宣伝をする、既に現在と違わぬチンドン屋の姿である。取材日は25(大正14)年9月1日、場所は麻布十番だ。

 大正末期には誕生していたチンドン屋だが、昭和に入るとたちまち人気の職業となる。31(昭和6)、32(同7)年から東京でチンドン屋を営み、その生活を語ってくれたのが喜楽家富士子(本名・坂本藤枝=故人)だ。

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