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第94回センバツ高校野球

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和歌山センバツ史/1 智弁和歌山、1試合24安打 /和歌山

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【智弁和歌山-丸亀】二回表智弁和歌山1死三塁、武内晋一選手が三塁打を放つ=2000年3月27日、大橋公一撮影 拡大
【智弁和歌山-丸亀】二回表智弁和歌山1死三塁、武内晋一選手が三塁打を放つ=2000年3月27日、大橋公一撮影

 <第90回記念選抜高校野球>

 =大会記録 第72回(2000年)1回戦の丸亀(香川)戦で


 智弁和歌山の代名詞となっている「猛打」の絶頂期は、20世紀最後の年だった。その序曲となったこの試合は、一回2死から後藤仁選手の適時打で先制したのをきっかけに、二回には3本の三塁打を含む5連打などでたたみかけ、7点を奪った。その後も4番・池辺啓二選手の本塁打などで攻撃の手を緩めず、10本の長打を含む24安打で20得点。第14回(1937年)に初めて達成され、63年間破られなかったチーム1試合22安打の大会記録をあっさりと更新した。

 一方、智弁和歌山は4投手が17安打8失点を喫した。投手陣の不安は解消されなかったが、「打ち合いになればと思っていた」という高嶋仁監督の思惑どおりの展開となった。

 両チームで1試合41安打も最多記録となった。自信と勢いを得た智弁和歌山は決勝へと駆け上がった。東海大相模に敗れて2回目のセンバツ制覇はならなかったものの準優勝。同じ年の夏の甲子園は6試合で史上唯一の1大会100安打を放ち、2回目の深紅の大優勝旗を手にしている。【矢倉健次】

    ◇ 

 今春で90回を数えるセンバツで和歌山勢が積み重ねてきた勝利数は通算95。大台の100勝まであと一歩で、今大会で智弁和歌山が優勝すれば確実に到達する。センバツ史に大きな足跡を残してきた和歌山勢が達成した「1番」「唯一」「初めて」の偉業を振り返る。(随時掲載します)

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