下関市綾羅木の市立考古博物館で、企画展「史跡が語る幕末の下関」が開かれている。展示は3部構成で、前田台場跡や勝山御殿などの史料約100点が並び、攘夷(じょうい)から倒幕へと移る長州藩の動きをたどることができる。入場無料で3月31日まで。
今年の明治維新150年を記念し、県埋蔵文化財センターや、下関市立歴史博物館などが所蔵している幕末期の史料を集めた。
1部では、長州藩の武器製造を任された郡司鋳造所跡(萩市)や、外国艦隊の攻撃を受けた前田台場跡の史料、2部では、内陸部の防衛拠点となった勝山御殿の玄関に使われたと見られる鬼瓦などが展示されている。3部は奇兵隊が、長州藩内で勢力を拡大した「大田・絵堂戦役」(美祢市)の銃弾などの遺品が並ぶ。各史跡を小型無人機「ドローン」で撮影した写真も展示しており、当時と現在の比較も楽しめる。
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