メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

布施広の地球議

韓国は嫌いですか(4)

 夏目漱石の小説「行人」は気難しい学者の兄が弟と自分の妻の仲を疑う筋立てだ。一緒に山に登った際、兄は弟に「君の心と僕の心とはいったいどこまで通じて」いるのかと尋ね、弟は「人から人へ掛け渡す橋はない」とドイツ語のことわざで応じる。

 禅問答のようなやり取りだが、弟の言葉を踏まえて小倉紀蔵・京都大大学院教授は言う。朝鮮にはこれほど「絶望的な、絶対的な他者との断絶という思想と同じレベルまで『個人』を深めた思想家」はいなかったように思える、と(「朝鮮思想全史」)。

 そして続ける。朝鮮人・韓国人が「個人」という問題を「徹底的な深み」まで降りて思考できず、「民族や国…

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 城に県庁鎮座は「ひんしゅく」 福井県で議論へ
  2. 愛媛県庁前で男性倒れる 手に拳銃か
  3. 韓国との協議打ち切り 防衛省が最終見解 レーダー照射音公開
  4. レーダー照射「あとは引き金引くだけ」 政府に強い衝撃、日韓悪化避けられず
  5. 平成最後のお年玉 年賀はがき当選番号が決定

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです