米国

ベネズエラ原油輸入制限か 国務長官、追加制裁を示唆

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訪問先のジャマイカの首都キングストンで記者会見するティラーソン国務長官=キングストンで7日、ロイター
訪問先のジャマイカの首都キングストンで記者会見するティラーソン国務長官=キングストンで7日、ロイター

 【サンパウロ山本太一】米国が、独裁色を強める南米ベネズエラのマドゥロ政権に対し、新たに基幹産業である石油分野の制裁を検討している。中南米歴訪中のティラーソン国務長官は7日、「近く制裁するかどうか決定する」と述べた。欧州連合(EU)も制裁を強化しており、マドゥロ政権の国際的な孤立が深まっている。

 ロイター通信によると、ティラーソン氏は米国、メキシコ、カナダの3カ国が、ベネズエラから安価な石油を輸入してきたカリブ海諸国を支援することで合意したと明らかにした。ジャマイカへの機中で7日、記者団に述べた。こうした国々に対してベネズエラからの石油の輸入制限などを求めたとみられる。

 米国もベネズエラ産原油を輸入しており、トランプ政権はこれまで、自国経済への影響も考慮し石油を対象にした制裁は見送ってきた。だが、ティラーソン氏は4日、訪問先のアルゼンチンの首都ブエノスアイレスでベネズエラ産原油の輸入制限を検討していると表明。「何もしないことはベネズエラ国民にさらに長い間、苦しみに耐えるよう求めることだ」と語り、マドゥロ氏や閣僚ら40人以上の資産凍結など実施中の制裁に加え、石油制…

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