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経済観測

下落局面 忘れていいのか=インターネットイニシアティブ会長・鈴木幸一

 金融市場は何度でも同じことを繰り返す。資産の運用は必ずリスクがある。リスクをコントロールする高度な手法が生まれても、リスクなしに利益を生む資産運用はない。

 2年間も平和で上昇局面が続いた米国株の急落を受けて、6日の日本市場も日経平均株価が1000円を超す暴落となった。歴史的な低金利にも支えられ、世界経済も回復基調にあり、2017年10~12月期は約80%の米企業の業績がアナリストの予想を上回った。日本企業の業績も極めて堅調である。株価ばかりでなく、ほとんどのリスク資産が高水準という状況における急激な暴落である。

 このところ高値更新を続ける米国株式市場に対しては、当初危ぶむ見方も強かったが、いつの間にか慣れてしまい、下落局面を忘れるほどになっていた。下落局面を忘れるとなれば、個人の投資家が陥るように資産の急騰を支えるレバレッジ(借入金)が拡大する。レバレッジが拡大している局面で急激な下落になれば、レバレッジを利かせているほど、売りを強いられることになる。短期的に見れば、堅調なファンダメンタルズ(経済の基礎…

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