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第94回センバツ高校野球

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富山商創部100年 戦力分析/下 2番手投手が躍進の鍵 /富山

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富山商のエース、沢田龍太投手=富山市庄高田で、鶴見泰寿撮影 拡大
富山商のエース、沢田龍太投手=富山市庄高田で、鶴見泰寿撮影

 <第90回記念選抜高校野球 センバツ高校野球>

 「ピンチになっても崩れない。安定した投球で勝利に導いてくれた」と、前崎秀和監督(40)が太鼓判を押すのがエースの沢田龍太選手(2年)。公式戦全8試合に登板し、大黒柱の活躍をみせた。

 7試合を完投し、うち2試合は完封で、1試合平均の奪三振は8。140キロの直球を主体に、キレのあるカーブやスライダー、フォークの変化球を織り交ぜ、相手打者を翻弄(ほんろう)する。タフな右腕で、防御率1・70が示す通りの制球力の良さが最大の武器だ。

 秋の県大会では県内屈指の打者がそろう高岡商に9奪三振で一度も生還を許さず、前崎監督も「公式戦のなかでは、ベストな投球だった」とたたえた。

 課題も見えた。北信越大会準決勝で敗れた日本航空石川戦で、沢田投手は「走者を意識して制球が甘くなった」。ただ、四回までと七、八回は無失点で計6奪三振を記録し「直球の球速がもう少し上がり、変化球を含めて全球種の制球力を上げれば(全国級の打者に)通用する」と手応えも感じた。

 主砲の石橋航太選手(2年)も県大会で1試合に登板。139キロの直球とスライダー、カーブを投げる。控えの天野匠選手(2年)はオーバースローからサイドスローに転向し、先発が期待される。

 守備面では8試合で失策8とまずまずの数字だが、前崎監督は「数字に表れない失策もあり、もっと減らせる」と気を引き締める。山本龍也捕手(2年)が「第2の沢田が必要」と語るように、2番手投手の成長が、甲子園での躍進の鍵になりそうだ。【鶴見泰寿】


 ◆投手成績◆

氏名   利き腕 身長  体重 試合数 投球回 被安打 奪三振 四死球 失点 自責点 防御率

沢田龍太 右   183 81 8   69  44  64  19  15 13  1.70

石橋航太 右   179 82 1    1   1   0   1   1  1  9.00

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