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2015年8月に寝屋川市の中学生2人が殺害された事件を機に、守口市が防犯カメラ約1000台を増設したところ、昨年の刑法犯の認知件数(暫定値)が府全体の2倍近い割合で減ったことが府警のまとめで分かった。映像の解析が容疑者の特定にもつながり、犯罪抑止と事件解決の両面で効果があった。【加藤佑輔】
この事件で2件の殺人罪で起訴された山田浩二被告(47)は、同年8月13日早朝に京阪寝屋川市駅前で2人を車に乗せたとされ、複数の防犯カメラに山田被告や車が映っており、逮捕の決め手となった。
寝屋川市の南東に隣接する守口市は事件を受け、当時市内に68台しかなかった防犯カメラを1000台に増設することを決め、16年10月までに市立小中学校25校の通学路を中心に整備した。
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