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隠岐の島町などは9日、地元の海産物商が竹島でアシカ猟を営んでいた際の支出状況を示した「計算書」を発見したと発表した。1939(昭和14)年のものとみられ、人件費や船の経費のほか、県や国に納めた税額などが記されていた。町によると、竹島は1905(明治38)年に県へ編入され、県の許可に基づくアシカ猟の記録が残るが、猟への課税を確認できる史料の発見は初めてという。
町によると、計算書は昨年5月に発見。隠岐の島町西郷の海産物商を経営していた住民の自宅にあり、同12月まで関係者の聞き取り調査を進めてきた。「竹島組合契約書」と記された封筒の中に計算書が入っていた。
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