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経済観測

超高齢社会、実物給付に特化を=ベトナム簿記普及推進協議会理事長・大武健一郎

 「超高齢化社会システムデザイン研究会」という組織がある。10年近くにわたり大学病院の医師や地方自治体職員、経済学者、IT専門家などが参加し社会保障に携わる人たちの意見を聞き、社会保障制度について研究してきた。

 日本は2020年に75歳以上の人口が65~74歳を上回り、25年には2000万人を超えて、その後4人に1人が75歳以上という状態で安定する。こうした中、現在の社会保障制度を維持することは不可能と思われる。

 ところが、現場を回ると自分の将来を全く考えない人たちも多い。私がボランティアをしてきたカンボジアでは「よく働いた現地従業員に激励のため余分にお金を渡すと翌日から休んでしまい、金を使い果たすとまた出勤してくる」という話を経営者からよく聞いた。日本でも江戸時代には「江戸っ子は宵越しの金は持たない」と言われ、一般庶民には将来の備えという発想はなかったようだ。今も生活保護を受けている高齢者の中にはお金を…

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