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訃報

石牟礼道子さん 90歳=作家

「渚とは、海と陸、生と死の境界です」と語る石牟礼道子さん=熊本市で2015年4月23日、田鍋公也撮影

 水俣病を告発した「苦海(くがい)浄土(じょうど)」で知られる作家の石牟礼道子(いしむれ・みちこ)さんが10日、熊本市内の介護施設で死去した。90歳。葬儀は近親者のみで営む。喪主は長男道生(みちお)さん。

 1927年、熊本県宮野河内村(現・天草市)に生まれた。家業は石工。生後まもなく水俣町(現・水俣市)に移った。代用教員を経て、58年、谷川雁らの「サークル村」に参加。詩歌中心に文学活動を始めた。

 59年には当時「奇病」と言われた水俣病患者の姿に衝撃を受け「これを直視し、記録しなければ」と決心。69年、患者の姿を伝える「苦海浄土」第1部を刊行。70年、第1回大宅壮一ノンフィクション賞に選ばれたが、辞退した。同書は日本の公害告発運動の端緒となった名著。74年に第3部「天の魚」を出し、2004年の第2部「神々の村」で「苦海浄土」(全3部)が完結した。

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