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ストーリー

多様な生徒は「俺の鏡」(その2止) 「普通」なじめぬ子に

グループの交流イベントで子供たちと一緒に歌う宮澤保夫さん(中央)=横浜市旭区の星槎中学・高校で2017年11月12日、丸山博撮影

 

 ◆いきいき学ぶ「不思議な学校」創設

 星槎(せいさ)グループ会長、宮澤保夫さん(68)の朝は早い。

 自宅は神奈川県内にあり、午前4時に起床すると趣味のアマチュア無線で各国の仲間と交信を始める。「こちらゾロ(ハンドルネーム)。そちらの様子はどう?」。続いて、グループ傘下の幼稚園長を務める妻幸子(ゆきこ)さん(69)の朝食と昼食用弁当を作る。記者が訪れた日は野菜炒め、ゆで卵、トマト、カボチャなどが彩りよく詰められた。

 車で出勤し、午前6時前にグループ本部(神奈川県大磯町)の「談話室」と掲げられた会長室に入る。ここには広域通信制高校の分校も併設され、日中は切れ目なく訪れる生徒たちの相談、職員の報告に耳を傾ける。窓の向こうに広がる校庭に敷かれているのは、国際サッカー連盟(FIFA)公認の人工芝だ。「本物に触れると人は感動する。子どもたちに約束したんですよ。本物のサッカー場を造るって」。校舎こそ古いが、生徒の要望で…

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