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石牟礼道子さん死去

水俣支援に完全燃焼

石牟礼道子さん=熊本市で2015年4月23日、田鍋公也撮影

 「極限状況を超えて光芒(こうぼう)を放つ人間の美しさと、企業の論理とやらに寄生する者との、あざやかな対比をわたくしたちはみることができるのである」(「苦海浄土(くがいじょうど)」より)。作家の石牟礼道子さんは水俣病被害者の惨苦に寄り添い、人間のあり方を世に問い続け10日、90歳の生涯を閉じた。支援を受けた被害者や、活動をともにした人々は深い哀悼をささげた。【笠井光俊、福岡賢正】

 石牟礼さんの長男、道生さん(69)によると、容体が急変したのは10日午前1時半過ぎ。ホテルに待機していた石牟礼さんの妹、妙子さん(78)を呼び、臨終に立ち会った。道生さんは「安らかに旅立ちました」と話す。

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