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はやぶさ2

探査機「はやぶさ2」がリュウグウで試料を採取して持ち帰る6年の旅を完遂。分析や次のミッションを解説。

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小惑星での運用に向け本番さながら100人超が訓練

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 小惑星探査機「はやぶさ2」が今年6月下旬にも、目的地の小惑星「リュウグウ」へ到着する。プロジェクトチームは昨年から、人類が初めて訪れる小惑星での運用に向けた本格的な訓練を重ねている。はやぶさ2は現在、順調な旅を続けているが、初号機「はやぶさ」は小惑星「イトカワ」に到着する直前からトラブルが発生し、小惑星への着陸運用では通信が途絶するなど深刻な事態に直面した。「これは訓練ではありません」という掛け声の下、本番さながらの訓練について取材した。【永山悦子、阿部周一】

 はやぶさ2では、主に探査機の運用に取り組む工学チームと、リュウグウの科学的探査に取り組む科学チームが共同で訓練を進めている。はやぶさのときにはなかった本格的な訓練だ。はやぶさ2の吉川真・ミッションマネジャーは「はやぶさの経験があるとはいえ、全く楽観できない」と話す。リュウグウは、はやぶさが訪れたイトカワの1.6倍程度の球状と考えられているが、イトカワに比べて観測データが少なく、詳細な形状や自転軸…

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【はやぶさ2】

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