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そこが聞きたい

旧暦併用のススメ 日本の季節感残したい 美学者・金田晉氏

 2月16日は旧暦の元日。中国の春節をはじめ、東アジアでは旧正月を祝う国が多い。日本もかつてはそうだった。その旧暦が最近、見直されている。太陽暦と旧暦の二つの暦の併用を呼びかけている美学者(広島大名誉教授)の金田晉さん(79)に「旧暦のススメ」を聞いた。【聞き手・森忠彦】

--そもそも旧暦とは?

 暦には大きく分けて太陽暦、太陰暦、太陰太陽暦の3種類があります。約365・25日で太陽を一周する地球の動きを基にしたのが、いま普通に使っている太陽暦(グレゴリオ暦)で、「新暦」と呼ばれます。約29・5日で地球を一周する月の動きに基づくのが太陰暦。昼間暑く夜に活動することが多い西アジアの乾燥地帯などで使われています。太陰太陽暦は太陽、地球、月の3者の運行を基準にする暦で、江戸時代まで使っていた「旧暦」もその一つ。幕末の「天保暦」は世界で最も精度の高い太陰太陽暦と言われました。

 太陰暦と勘違いしている人もいますが、太陰太陽暦は複合暦で、生活者にとって生活や労働がしやすい太陰暦…

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