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佐賀県神埼(かんざき)市の民家に陸上自衛隊のAH64D戦闘ヘリコプターが墜落した事故で、陸自は11日、墜落した民家とは別に周辺の住宅や農作業用の小屋など7棟で部品が屋根を貫通するなどの被害があったことを明らかにした。5日の事故から1週間となるのを前に11日、小野寺五典防衛相が山口祥義(よしのり)知事と面談して被害状況を伝えるとともに、謝罪した。【石井尚、松尾雅也、池田美欧】
周辺の被害は、ヘリが墜落した川口貴士さん(35)方から約200メートルの範囲で確認され、7棟のうち2棟が住宅だった。川口さん方の南東約60メートルの住宅では部品が屋根を貫通して天井に穴が開き、この家の隣の住宅でも雨どいが損傷した。この他、周辺の小屋や倉庫、ビニールハウスでも屋根や壁などに穴や亀裂などが入り、北西約200メートルの大立寺幼稚園では遊具などにヘリの油が付着していた。
佐賀県庁を訪れた小野寺氏は「大変ご迷惑をかけおわび申し上げる」と山口知事に謝罪した。知事は「最近、部隊関係の事故が増えている」とし、原因究明と再発防止、周辺住民への丁寧な対応の3項目を求めた。
これに対し、小野寺氏は事故調査に「第三者的な学識経験者に入ってもらう」と述べた。陸自で事故調査に外部有識者を加えるのは異例で、透明性を確保する姿勢を強調した。また、同行した陸自トップの山崎幸二陸上幕僚長が、住民らへの補償などに対応するため専属の窓口を設置することを明らかにした。
事故を巡っては、ヘリのメインローター(主回転翼)の4本の羽根のうち2本が、現場から約300~約500メートル離れた用水路で別々に見つかっている。部品が広範囲に落下し、住宅などへの被害も複数確認されたことで、佐賀空港(佐賀市)に陸自が導入を目指す垂直離着陸輸送機オスプレイ配備への反発が高まるのは必至だ。ただ、約10分で終わった面談で配備計画への言及はなかった。小野寺氏は面談後、計画への影響について記者団に「現時点では申し上げる状況にない」と語った。
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