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第103回全国高校野球選手権

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’18センバツ・高きを仰ぐ

静高2年連続の挑戦 選手紹介/10 「エース」返り咲き期す 鈴木翔也投手(2年) /静岡

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鈴木翔也投手 拡大
鈴木翔也投手

 <第90回記念選抜高校野球>

 現チームは昨秋の公式戦で13連勝の快進撃を見せた。「チームとしては結果が出た」と振り返りつつも、自分自身については「悔しかった」と一言で表現する。

 県中部地区大会は背番号「1」を任された。うれしさと同時に背負ったのは「(静高として)序盤で負けたらどうしよう」というプレッシャー。実戦になるとボールが浮き、思うような投球ができない試合が続いた。

 本来はコントロールの良さを生かし、球を低めに集めて打たせて取るのが強み。「長所が消えていくような気分だった。どうしよう、どうしようと思っているうちに打たれてしまった」。東海大会では控え投手になった。

 センバツ出場が決まる日まで1カ月を切ったころ、練習後に栗林俊輔監督から声をかけられた。「お前が変わらなきゃダメだ」。投手陣を引っ張っていく立場としての自覚を促す言葉だった。

 「ちゃんと見守ってもらえてたんだな」。いっそう練習に打ち込んだ。体重を3キロ増やし、持ち味のコントロールに磨きをかけた。

 「悔しい思いをした分、変われたと思う」。晴れやかな表情で話す。冬を越え、新たな気持ちで「エース」返り咲きを目指す。【大谷和佳子】=つづく

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