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第103回全国高校野球選手権

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センバツ三重高 「長打の平井」快音戻る メンバー入りへ闘志 紅白戦 /三重

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紅白戦で本塁打を放つ平井聖雅選手=松阪市久保町の三重高グラウンドで 拡大
紅白戦で本塁打を放つ平井聖雅選手=松阪市久保町の三重高グラウンドで

 センバツに向けて実戦練習に入った三重高は12日、松阪市の同校で2日続けての紅白戦を実施した。主力組が出場する中、気を吐いたのはレギュラー争いに燃える平井聖雅(きよまさ)選手(2年)だった。

 打球は大きく弧を描き、中堅手の頭上を越えた。手応えと共に自信が戻ると、181センチ、88センチの堂々の体格がさらに大きく見える。

 岡山県から三重高入りし、小島紳監督が「長打といえば平井」と言うほどのパンチ力をつけた。昨秋の地区予選、県大会でも6試合に出場し、放った4安打のうち3本が長打だった。

 だが腰を痛めていたこともあり、東海大会ではベンチから外れた。「打撃フォームが崩れ、一時は痛みでバットが振れなくなった」。悔しさを胸に試練の冬を迎えた。フォームの崩れを仲間に指摘してもらって改善を試みた。「一気に上達する選手なんていない。コツコツやっていこう」。体と相談しながら、努力を積み重ねた。

 取り戻した快音を残してダイヤモンドを一周し、「ようやく成果が出た。メンバー入りして、甲子園でも長打でチームを勝利に近づけたい」と気勢を上げた。チームにとっても大きな刺激となる一発だ。【森田采花】

〔三重版〕

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