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第94回センバツ高校野球

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センバツ・おかやま山陽 練習日誌/9 誕生日電話 照れるけど感謝を /岡山

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祖父に電話をするおかやま山陽の平山聖人選手(2年)=岡山県浅口市金光町で、益川量平撮影 拡大
祖父に電話をするおかやま山陽の平山聖人選手(2年)=岡山県浅口市金光町で、益川量平撮影

 誕生日を迎えた平山聖人(きよと)選手(2年)に堤尚彦監督(46)が携帯電話を手渡した。平山選手の前には大勢の野球部員たち。思い切って自宅の電話番号を押すと、祖父が出た。「17年間育ててくれてありがとう」。顔を赤らめて話し始めた。

 誕生日に家族に電話し、日ごろの感謝の気持ちを伝える野球部の恒例行事。周りに音声が聞こえるスピーカーホン機能を使うため、会話の内容は他の部員に筒抜けだ。

笑いに包まれるグラウンドの選手たち=岡山県浅口市金光町下竹のおかやま山陽で、益川量平撮影 拡大
笑いに包まれるグラウンドの選手たち=岡山県浅口市金光町下竹のおかやま山陽で、益川量平撮影

 「今日、誕生日だったのか」。少し驚いた様子の祖父の声に、グラウンドは大きな笑いに包まれた。熱血指導の堤監督もこの瞬間ばかりは破顔一笑した。「恥ずかしかったが、思いを伝えられて良かった」と平山選手。クラスメートの松本航(わたる)選手(2年)は「冗談ばかり話す平山が、家族の前では違う一面を見せていた」と目を丸くした。【益川量平】

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