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漂泊の俳人、種田山頭火を顕彰する防府市の「山頭火ふるさと館」学芸員で、現役のお茶の水女子大(東京)大学院生でもある。「人物と句の魅力をたくさんの人に伝えたい」と張り切りながら、来年3月の修士課程修了に向け、仕事の合間を縫って論文を書く。
群馬県太田市出身。子供の頃から読書が大好きで、ファンタジーから歴史まで幅広いジャンルをカバーする。
専門とする日本文学の知識を生かせる仕事を志していた昨年、ふるさと館が10月の開館を前に学芸員を募集していると知った。防府出身の山頭火については、全国を巡り数多くの自由律俳句を作った程度の知識しかなかった。だが、改めて調べて「母の死など苦難の人生を歩んだからこそ、味わい深い句が生まれた」と認識し、行乞(ぎょうこつ)生活など山頭火につきまとう負のイメージを変えたいと思った。
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