プロ野球

ハム選手に和食パワー ロスの調理人・水原さん

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米アリゾナ州での日本ハムの春季キャンプを食の面から支える水原さん=荻野公一撮影
米アリゾナ州での日本ハムの春季キャンプを食の面から支える水原さん=荻野公一撮影

 プロ野球12球団で唯一、米国でキャンプを張る日本ハム。選手たちの食事面を支えるのは、普段はロサンゼルスの和食レストランで調理人として働く水原英政さん(58)だ。息子の一平さんは米大リーグ・エンゼルスへ移籍した大谷の通訳を務める。慣れない環境で練習する選手に和食料理を提供し、「みんなが喜んでくれるのを見聞きするとうれしい」と笑みを浮かべる。【スコッツデール(米アリゾナ州)で荻野公一】

 北海道苫小牧市出身。アイスホッケーの盛んな街で生まれた水原さんは、選手として本場の米国やカナダの高校に留学し、社会人チームにも所属したが腰を痛めて引退。実家のすし屋を小さいころから手伝っていたこともあり、米国の知人に誘われて1991年、家族とともにロサンゼルスに移り住み、和食レストランの厨房(ちゅうぼう)に立った。

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