東京・芝のエレベーター事故死

息子亡くした母、裁判後も「安全」訴える 震災訴訟原告に講演へ 「失われた命生かす」

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エレベーターの保守点検業者らの研修会で思いを語る市川正子さん=東京都千代田区で2018年1月29日、伊藤直孝撮影
エレベーターの保守点検業者らの研修会で思いを語る市川正子さん=東京都千代田区で2018年1月29日、伊藤直孝撮影

 東京都港区で2006年に起きたエレベーターの事故で、高校生の息子を亡くした母親の市川正子さん(65)が17日、仙台市で開かれる震災訴訟原告らの集会で講演する。津波で家族を失った原告らの訴訟は多くが終結したり、判決日が指定されたりと最終局面を迎えている。9年に及んだ民事訴訟を昨年11月に和解で終えた市川さんは、「裁判の先」を見据えた自身の取り組みを遺族らに語りかける予定だ。【伊藤直孝】

 「事故原因を徹底的に解明し今後の安全に生かすことが、理不尽に奪われた息子の命を生かすことと信じて訴え続けてきました」。シンドラーエレベータ社製エレベーターによる事故で長男の大輔(ひろすけ)さん(当時16歳)を失った市川さんは1月29日、東京都内でエレベーターの保守点検業者ら約100人を前に語った。

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