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飯守泰次郎

最高峰、第8番の輝きを今 「盟友」関西フィルと挑戦 ブルックナー交響曲全曲演奏

「指揮者が前面に出るのだけは避けたい。作曲家の意思を聴衆に伝えて喜んでもらうことが一番大事」と話す飯守泰次郎=大阪市北区で、菅知美撮影

 指揮者の飯守泰次郎が70歳代に入って関西フィルハーモニー管弦楽団と毎年進めているブルックナーの交響曲全曲演奏会が8年目の今春、最高峰とされる第8番に到達する。関西フィルとは20年以上にわたって共演を重ね、互いに知り尽くした関係。それでも今回は通常より練習日を1日増やし、万全の準備で難曲に臨む。

 ブルックナーが残した最後の交響曲は第9番だが未完成のため、第8番が最後の完成作となった。演奏時間は1時間を超え、荘厳で神秘的な美しさとともに宇宙をイメージするようなスケールの大きさが感じられる。

 ハ短調で始まる第1楽章は悲壮感に覆われている。飯守が「この世でもっとも人の心を動かすアダージョ(緩…

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