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仮想通貨流出 闇ウェブ取引、追跡難航 転売が活発化

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 仮想通貨交換業者コインチェックから580億円相当の仮想通貨「NEM(ネム)」が流出してから2週間あまり。犯人側は流出ネムの一部を匿名性の高い「ダーク(闇)ウェブ」と呼ばれるサイトで転売する動きを活発化させ、ネムの追跡は困難になりつつある。一方、金融庁は13日に同社から業務改善計画を受け取るなど業界の業務適正化に本腰を入れ始めた。再発防止に向けた取り組みは緒に就いたばかりだ。

 ネムを扱う国際組織「ネム財団」やネット上の有志は、犯人のものとみられる流出先の口座を特定し、移動が確認されれば取引記録に「盗まれたネム」であることを表す目印を付けて監視している。仮想通貨は取引記録をネットワーク上の複数のコンピューターで分散管理する「ブロックチェーン」と呼ばれる技術で成り立っており、流出ネムを他の仮想通貨と交換しないよう注意を促すためだ。

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