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記者の目

「明治150年」を考える 負の遺産、清算の緒に=栗原俊雄(東京学芸部)

1968年10月23日に開かれた政府主催の「明治百年記念式典」。「150年」も政府主導で記念事業が進められている

 政府は今年を「明治150年」として顕彰活動を進めている。たとえば安倍晋三首相は1月22日の施政方針演説を、山川健次郎で語り起こした。戊辰戦争で、会津藩の白虎隊士として政府軍と戦った人物だ。その後東京帝国大学の総長に任じられたことを挙げ「明治政府は、国の未来のために、彼の能力を生かし、活躍のチャンスを開きました」と。50年前、「明治100年」の時も、政府は明治を顕彰する記念事業を推進した。

 他の時代と同じく、明治には国民にとっていいこともあったし、良くないこともあった。しかも、後者はいまだに当事者たちを苦しめている。その反省と問題解決を後回しにしたまま、「150年」を祝うことに、私は反対する。

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