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学術著作権協会

前会長ら提訴 役員報酬不正で賠償求め

 学術論文の著作権を管理する一般社団法人「学術著作権協会」(東京都港区)は13日、役員報酬を不正に得ていたなどとして、前会長の野間豊・千葉大学名誉教授(78)らを相手に約4億円の賠償を求め、東京地裁に提訴したことを明らかにした。提訴は9日付。

     同協会によると、野間氏は常務理事や会長を務めた2009~17年度、法律や定款に基づく手続きを取らずに役員報酬を引き上げ、計約1億3500万円を不正に得ていたとしている。また、不要な業務を息子の会社に発注したなどとして野間氏と息子らに約2億7100万円の賠償も求めた。

     提訴に対し、野間氏の代理人を務める弁護士は「報酬の引き上げは当時、監査法人などもチェックしており、息子の会社への発注も正当な業務だった」と反論している。

     同協会は、国内約900の大学や学会などから委託を受けて著作権を管理し、商品開発などに論文内容を用いる企業から著作権使用料を徴収している。著名な論文では、14年にノーベル物理学賞を受賞した天野浩・名古屋大教授らの論文の著作権も管理している。【平塚雄太】

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