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化石

ディキノドン類、国内初 山口・美祢で2.3億年前

ディキノドン類の上あごの一部とみられる化石=山口県美祢市の市役所で2018年2月13日、真栄平研撮影
代表的なディキノドン類のリストロサウルスのイメージ図=出典「小学館の図鑑NEO大むかしの生物」菊谷詩子さん作図

 山口県美祢(みね)市は13日、市営の化石採集場にある美祢層群桃ノ木層(約2億3000万年前)で発掘された化石2点が、恐竜以前に栄えた哺乳類と遠縁の陸上脊椎(せきつい)動物「ディキノドン類」と確認したと発表した。国内でディキノドン類の化石が見つかるのは初めて。

 市によると、化石は2010年、発掘体験をしていた同県周南市の会社社長、原田基也さん(60)が見つけ、市歴史民俗資料館が愛媛大大学院の楠橋直助教(古生物学専門)に鑑定を依頼していた。

 13日、美祢市で記者会見した楠橋助教らによると、ディキノドン類は約2億6000万年前に出現した植物食の四足動物で、上あごの左右に1本ずつある犬歯状の歯が特徴。数十種類が存在したが約2億年前にほぼ絶滅したとされる。今回の化石2点はいずれも上あご部分の骨で、うち一つは歯の一部が残っていた。

 ディキノドン類が衰退に向かっていた中生代三畳(さんじょう)紀後期の化石発見は東アジア初で、楠橋助教らは「衰退期に世界にどう分布していたのかを知る重要な手がかりになる」としている。【真栄平研】

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