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第103回全国高校野球選手権

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第90回選抜高校野球

地元小学生に野球教室 日大三部員、ともに汗 /東京

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小学生にバットの振り方を丁寧に教える日大三野球部員=町田市で 拡大
小学生にバットの振り方を丁寧に教える日大三野球部員=町田市で

 <第90回センバツ>

 第90回選抜高校野球大会への出場を決めた日大三は、地域貢献の取り組みとして年1回、町田市内の少年軟式野球チームを対象に野球教室を開いている。今年は今月4日にあり、小学生約100人が参加。子どもたちは三高野球部員とキャッチボールやバッティング練習を行い、憧れの存在を身近に感じながら汗を流した。

 野球教室に参加したのは、町田市少年野球連盟に所属する9チームの小学生。同連盟の関係者に野球部のOBがいたことがきっかけで、3年ほど前から実施しているという。

 同連盟の八木茂事務部長は「スポーツをする子どもが減る傾向にあり、野球人口の底辺の広がりが必要。地域の代表でもある三高野球部との交流も、その一つとして地域の野球人気活性化につながれば」と話す。小倉全由(まさよし)監督にも危機感がある。「高校野球もあぐらをかいている訳にはいかない。野球人口が減れば、いずれ高校野球もなくなる」と力を込める。

 4日の野球教室は、1月の降雪でグラウンドが使えなかったため、隣接する室内練習場で開催した。小倉監督は子どもたちを前に「みんなに野球をもっと好きになって帰ってほしい。楽しく野球をやろう」と呼び掛け、日置航主将(2年)も「分からないことがあったら聞いてください。手本になれるようがんばります」とあいさつした。

 チームごとに数人の野球部員が付き添い、ウオーミングアップやキャッチボール、ゴロを捕球して送球する練習を実施。野球部員が投手を務めるバッティング練習も行った。部員たちは見本を示しながら守備時の構え方、バットの振り方を丁寧に指導した。

 参加した「山崎ステイヤーズ」の小学5年、河野陽向さんは「ゴロの取り方など、知らなかったことをいっぱい教えてもらえた」と満足そう。「甲子園で優勝してほしい」とエールを送った。

 野球部員にとっても刺激になったようで、河村唯人投手(2年)は「自分たちを格好良いと思ってもらえるよう頑張らないと」。センバツに向け、表情を引き締めていた。【蒔田備憲】

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