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吉良上野介の孫(諏訪市) 三河人が伝える悲哀 /長野

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法華寺の山門(左奥)の前に、「吉良左兵衛義周公ここに眠る」と案内が立つ=諏訪市で
法華寺の山門(左奥)の前に、「吉良左兵衛義周公ここに眠る」と案内が立つ=諏訪市で

 諏訪大社上社本宮の南隣に、諏訪の名刹(めいさつ)として知られる法華寺(ほっけじ)(諏訪市中洲神宮寺)がある。山門に通じる坂道の脇に、「吉良左兵衛義周(よしちか)公ここに眠る」という案内がある。

 吉良義周は、元禄事件で赤穂浪士に討たれた吉良上野介義央(よしなか)の孫。5歳の時に義央の養子になり、吉良家を継いだ。

 案内の設置者は諏訪市でなく、「吉良町」とある。吉良は義央の領地があった愛知県三河地方の町で、今は合併によって西尾市の一部になっている。山門そばにも義周の墓が寺にあることを記す案内板があり、「赤穂浪士の名声の影に泣く被害者の悲哀を今も伝えている」と書かれている。

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