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大府市森岡町の国立長寿医療研究センター(鳥羽研二理事長)に新外来棟が完成し、14日オープンした。老朽化した旧棟を建て替え、新たに世界初の施設という「ロコモフレイルセンター」などを開設した。高齢者それぞれの状況に合わせた総合的な治療を目指す。
新外来棟は地上7階地下1階建てで、延べ床面積は1万6264平方メートル。25の診療科を持ち、250人の医療スタッフがいる。
「ロコモフレイルセンター」は、これまで整形外科で診ていたロコモティブシンドローム(運動機能の低下)や老年医学科で診療していたフレイル(うつや軽度の認知症)、双方の原因といわれるサルコベニア(加齢性筋肉減少症)を、包括的に診療する。松井康素センター長(59)は「科を横断するだけでなく、栄養士や薬剤師などとも連携した総合的医療を目指す」と話す。
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