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第94回センバツ高校野球

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90回センバツ智弁学園 支える人たち/4 野球部保護者会会長 南峠一成さん(51)=宇陀市 /奈良

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智弁学園の保護者会会長の南峠一成さん=奈良県五條市の同校で、佐藤英里奈撮影 拡大
智弁学園の保護者会会長の南峠一成さん=奈良県五條市の同校で、佐藤英里奈撮影

 <第90回記念選抜高校野球>

選手を温かく応援

 「プレッシャーに負けず、頑張り通したことは素晴らしい」。野球部員をさまざまな面でサポートする保護者会の会長として、センバツ出場を決めた選手たちに目を細める。

 選手の多くは、親元を離れて寮生活をしている。全選手の保護者が加わる保護者会は、メンバーが学校に出向いて夜食に温かいラーメンやうどんなどを作ったり、母親らがお守りを手縫いしたり。試合になると、多くの保護者が球場に足を運び、声援を送り続ける。それぞれ仕事などを抱えながらも、時間をやりくりして熱心に活動している。

 自身、中学時代はソフトテニス部に所属するなど、これまで野球とは無縁だった。小学生から野球を始めた次男の友祐選手(2年)らの熱心な姿に、「打ち込めるものがあるのなら応援したい」と温かく見守ってきた。

 「みんなの意見をとりまとめてくれる」。井元康勝部長や小坂将商監督らのたっての願いもあって昨夏、会長を引き受けた。「子供が頑張っているのだから、親は逃げたらあかん」。

 さまざまな支援をするたび、選手たちは「ありがとうございました」と常に礼儀正しい。練習などで反省点があると、すぐに自主的な練習にも取り組む。そうした選手たちの姿勢が原動力。「次も何かしてあげたくなる」と笑顔を見せる。

 「普段の力を出してくれたら勝てる。気負わずに頑張ってほしい」。選手たちと同じように大会本番を心待ちにしている。【佐藤英里奈】=つづく

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