勝利でお返しを　マネジャーが手作りお菓子　／広島

　＜センバツ高校野球＞

　バレンタインデーの１４日、センバツに出場する瀬戸内のマネジャー５人が、猛練習に励む選手たちに手作りのお菓子をプレゼントした。

　野球部で毎年恒例の行事で、監督やコーチを含め、約５０人分のお菓子を用意。数日前から準備し、選手が好きなプリンやチョコクッキー、カップケーキなど、１０種類を愛情を込めて作った。

　午前３時に起きてカップケーキなどを作ったという松野朱里（あかり）さん（１年）は「甲子園で勝てるよう、チョコを食べて元気を出して」。稲草幸来（しゅら）さん（同）は「選手たちはいつも頑張っている。全員本命です」と笑顔で話していた。

　新保利於主将（２年）は忙しい練習の合間で準備したマネジャーらに感謝し、「最高にうれしい。甲子園で勝ってお返しができるよう頑張ります」と気持ちを高めていた。【小山美砂】