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IS

最高指導者がシリアに潜伏か イラク紙報道

 【カイロ篠田航一】イラクの政府系紙アッサバハは12日、過激派組織「イスラム国」(IS)最高指導者のバグダディ容疑者が生存し、イラク国境に近いシリア北東部の砂漠地帯に潜伏していると伝えた。イラク内務省当局者がIS内部の情報源から得た「確かな情報」という。

     報道によると、バグダディ容疑者は足を負傷しているほか、糖尿病も患っており、一人では歩けない状態という。空爆で負傷したとみられている。

     バグダディ容疑者の生死を巡っては情報が錯綜(さくそう)。ロシア国防省は昨年6月、露軍による前月のシリア空爆で死亡したとの見解を示したが、米軍高官は昨年8月、「生存を示す情報」があると述べた。

     一方でISは昨年9月、バグダディ容疑者本人の「肉声」とされる録音メッセージをインターネット上に公開し、生存を強く示唆した。米国はバグダディ容疑者逮捕につながる情報提供者に2500万ドル(約27億円)の懸賞金を用意し、行方を追っている。

     こうした中、ティラーソン米国務長官は13日、訪問先のクウェートで「大規模な戦闘は終わったが、ISは依然として深刻な脅威」と指摘。ISは昨年、シリアやイラクで支配領域を失ったものの「戦闘員はアフガニスタンやフィリピン、リビア、西アフリカで安全な潜伏先を探している」との見方を示し、警戒を呼びかけた。

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