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トルコ

欧州となお溝 独、EU加盟交渉打ち切り示唆

 2016年にクーデターが失敗したトルコと欧州との関係が今も、きしみ続けている。トルコのエルドアン政権が、今後の選挙を見据えて強権的な手法による政権基盤固めに力を注いでおり、欧州側は人権保護や民主主義の維持などの観点から懸念を深めているのだ。両者の対立は根深く、雪解けは遠そうだ。

クーデター後、エルドアン政権強権化

 欧州でトルコと最も対立を深めている国の一つがドイツだ。トルコのエルドアン大統領はクーデター失敗後、報道機関の弾圧を強め、昨年2月には、独日刊紙ウェルトの在トルコ特派員、デニス・ユーチェル氏を民衆扇動容疑などで拘束。独政府はドイツとトルコの二重国籍を持つユーチェル氏の釈放を要求したがトルコは拒否し、外交問題に発展した。

 メルケル独首相は昨年9月の連邦議会選挙戦で、05年から続いているトルコの欧州連合(EU)加盟交渉打ち切りを目指す考えを表明。EU加盟国の支持がなく、実現性はないが、対トルコ世論の悪化を象徴する発言と受け止められた。

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