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ノーベル文学賞

イシグロさん、長崎市の名誉市民に

カズオ・イシグロさん=ストックホルムのスウェーデン・アカデミーで2017年12月6日、鶴谷真撮影

 長崎市の田上(たうえ)富久市長は14日、市出身で昨年のノーベル文学賞を受賞した日系英国人作家、カズオ・イシグロさん(63)を名誉市民に選定する方針を明らかにした。21日開会の2月定例市議会に関連議案を提出し、同意を得て正式決定する。長崎県も名誉県民に選ぶ方向で調整している。

     田上市長は選定理由について「市出身者として初のノーベル賞受賞者。受賞時の講演などで述べた長崎への特別な思いや平和を願う強い気持ちが、多くの市民に親しみと深い感銘を与えた」と説明した。方針を伝えたイシグロさんからは「ありがたい」と返答があったという。田上市長は「イシグロさんは新作の執筆に入っており、訪日は難しいかもしれないが、速やかに授与したい」と語った。

     イシグロさんは長崎市で日本人の両親の元に生まれ、5歳で家族とともに渡英。1982年に被爆後の長崎を舞台とした「遠い山なみの光」で長編デビューした。【浅野翔太郎、加藤小夜】

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