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’18センバツ東邦 敏腕記者が活躍発信 OBの加藤博幸さん、新聞「闘魂」1人で製作 /愛知

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「闘魂」の製作を1人で担当してきた加藤博幸さん=東海市の自宅で 拡大
「闘魂」の製作を1人で担当してきた加藤博幸さん=東海市の自宅で

 <第90回記念選抜高校野球>

 「何でものめり込むタイプなんですよ」。毎年2月ごろに東邦硬式野球部の活躍をまとめた新聞「闘魂」を発行している東邦OBの加藤博幸さん(67)。同部後援会の事務局長になった2009年以降、取材や写真撮影、レイアウト、広告掲載交渉を1人で担当し、球児たちの活躍を支えてきた。【横田伸治】

 東邦在籍時は軟式野球部に所属していたが、硬式野球部と同じバスでグラウンドに通ううちに親交を深め、魅力にとりつかれた。高校卒業以来約50年間、東邦の公式戦のほぼ全てに足を運び、バックネット裏から選手らの姿を撮影してきた。それを知った後援会から誘われて入会、闘魂も2号から引き継ぐことになった。

 闘魂はA4サイズで4ページ構成。各選手の活躍場面の写真がメインで、大見出しと小見出しや編集後記も付くなど本物の新聞に見劣りしない体裁だ。ツイッターやフェイスブック、インスタグラムといったSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)でも情報発信し、「インスタ映えはせんと思うけどね」と照れ笑いしながら取材活動を続けている。

 高校卒業後、定年まで東海市役所に勤務した。職場内で自身が結成した野球チーム「ホビーズ」はナゴヤドームでも試合を行ってきた。年に4回、職場内の会報を作ったり、ホビーズの活動報告誌を作るうちに情報発信の面白さに熱中した。最初は数万円のカメラを使っていたが、その後、10万円以上のカメラや望遠レンズを購入した。

 加藤さんは写真の腕を買われ、地元のプロレスの試合やお祭り、市役所の広報など、カメラマンとして引っ張りだこの日々。「闘魂を作るのは、そりゃ大変だよ。でもありがとうと言われるときが一番うれしい。チームみんなが喜ぶものを作り続けたい」。定年を超えて活躍する「敏腕新聞記者」は、「もっと良い写真を撮りたい」と意気込んでいる。

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